ブラックホールによりスパゲッティ状態となった星の末路が明らかに (1/4ページ)
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光すら脱出できないブラックホールに近づいた星は、想像を絶する重力によって、スパゲッティのように長く引き伸ばされる。
だが意外なことに、最終的にかなりの部分がブラックホールに直接落下することなく、周囲に吹き飛ばされてしまうようだ。
『Monthly Notices of the Royal Astronomical Society』(2022年6月24日付)に掲載された研究では、ブラックホールに飲み込まれスパゲッティ化した星を観測し、星がやがて球状の雲になることや、星を飲み込んだブラックホールからX線が観察されない理由を説明している。
・巨大な重力で星をスパゲッティ化するブラックホール
ブラックホールに近づきすぎた星は、その巨大な重力によって、スパゲッティのように引き伸ばされる。
「潮汐破壊」と呼ばれるこの現象は、これまでもいくつかの星で実際にその痕跡が確認されている。