食事や運動の前にヤセ体質をつくる!腸内環境改善のススメ (1/3ページ)
ダイエットには、食事制限や運動が一般的ですが、近年は大腸の中の腸内細菌がダイエットに影響していることが明らかになってきています。
今回は、腸内環境の改善によるダイエットやその鍵となる「ヤセ菌」について、都内で便秘外来(健美腸外来)を開設し、20年以上にわたって便秘の方を診療されている小林メディカルクリニック東京 小林暁子院長にお話を伺いました。
食事制限、運動の前に、腸内環境改善でヤセ体質をつくる
脂肪を燃焼させるためには、実はビタミンやミネラルなどの基本的な栄養が欠かせません。ところが、お腹に便を溜めていると、小腸の機能が低下し、食べ物からきちんと栄養が吸収できなくなります。
腸が栄養を適切に吸収できてはじめて、体内できちんとエネルギー代謝が行われるためのスイッチが入るのです。
また、腸内の老廃物が排泄されることでも、体重は減っていきます。
ダイエットをはじめる時に大切なのは、やみくもに食事の量を減らすことではなく、まず腸内細菌のバランスを整える善玉菌や食物繊維など、腸内環境によいものをしっかり食べることです。
よく知られている「ビフィズス菌」は“ヤセ菌”だった!その理由とは
特に注目されているのが、脂肪の吸収を抑えたり、脂肪を燃やしたりする働きを持つ「短鎖脂肪酸」をつくる腸内細菌。いわゆる“ヤセ菌”です。ヤセ菌の1つにあげられるのが善玉菌の代表格であるビフィズス菌。
ビフィズス菌は短鎖脂肪酸の1つである酢酸をつくります。
酢酸は強い殺菌作用を持ち、腸内環境を整えるのに有効です。