バリ島からオーストラリアにマクドナルド商品を密輸しようとした旅行者に25万円の罰金 (1/5ページ)
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「え、ただの朝マックだよ!?これから食べるんだよ?」では済まされない罪だった。
オーストラリア当局が、インドネシアのバリ島から輸入禁止の農産品を持ち込もうとした旅行者に、約25万円の罰金を科したと発表した。
その禁止品とはマクドナルドのブレックファストメニューで、食べようと思って買ったものが、密輸品であるとして高額な罰金を命じられたのだ。
高すぎ!と思う人もいるだろう。だが同国の反応は「同情の余地もない」というほど冷ややかだ。
自国の牛産業を守るため厳格な防疫対策で、口蹄(こうてい)疫ゼロの維持につとめる同国において、持ち込み規制などのルールを軽視する旅行者は国をおびやかす無法者以外の何物でもないからだ。
・持参した朝マックが密輸品!?税関で呼び止められた旅行者
8月1日、インドネシアのバリ島からオーストラリアに入国しようとしたバックパッカーが、密輸の疑いがあるとしてオーストラリアのダーウィン国際空港の税関で呼び止められた。
防疫対策用の探知犬のジンタが、その人物が所持する黄色いアーチのマークがついた違法な品をいち早く嗅ぎつけ、職員に知らせたのだ。