蜘蛛も人間と同じように眠り、夢を見ている可能性 (2/4ページ)

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Are these spiders dreaming? REM-like sleep in arachnids could unlock the mystery of dreams・蜘蛛に人間のレム睡眠のようなものを確認
 レム睡眠とは、睡眠サイクルの中でも脳が驚くほど活発になる状態で、その名称は「急速眼球運動」の頭文字(REM)から取られたもの。

 その名が示すとおり、眼球やまぶた、手や足がピクピク動くのが特徴で、夢と密接な関係があるとされる。

 人間以外にもレム睡眠があることが知られる動物はいる。

 例えば、イヌやネコがそうで、レム睡眠中は人間と同じように体がピクピクと動く。だがクモの赤ちゃんでレム睡眠らしき動作が観察されたのは初めてのことだ。

 ロースラー氏は、「今まで見た中で、一番変なもの」とコメントする。

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・ただし本当に蜘蛛が眠っているかどうかはわからない
 この手の研究が難しいのは、クモなどの生き物の中には目が動かない種もいることだ。レム睡眠でもっとも特徴的なのは目の動きなので、目が動かない生き物で研究するのは難しい。

 しかし捕食動物であるハエトリグモは、周囲を見渡せるよう進化している。眼球の代わりに、網膜を動かせるのだ。

 おまけに赤ちゃんならば体がスケスケの透明だ。おかげで目の内部の動きを観察するにはピッタリなのだ。
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