2021年消費者向けサービスロボットグローバル市場における成長率を発表〜出荷が前年比25%増加〜 (2/5ページ)

バリュープレス

加えて、政府の政策の後押しや、必要とされていた資金援助が整ったことも、この産業セグメントの急成長の助けとなった。」

消費者向けサービスロボットグローバル市場における出荷シェア率・2021年セグメント別


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMDE5MjMjNzc3NDVfRlVQa1VrbVlLYi5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Global Robotics Tracker

消費者向けサービスロボット市場の成長に関して、カウンターポイント社調査担当バイスプレジデントのPeter Richardson氏は次の通り述べています。
「消費者向けサービスロボット市場の出荷は、2021年から2025年にかけてCAGR 27%で成長するとみられる。コンパニオンなど個人用ロボットと教育用ロボットのシェアが最も高く、2025年には54%に達する予想である。高齢者のケア(特に孤立老人への対応)、社会保障、子供たちの新しい学習形態といった新たなニーズがあるこのカテゴリーは、直近では最も大きな事業機会といえる。このセグメントのASP(平均売価)はさらに下がるとみられ、今後より多くの人々にとって手が届く商品となるだろう。」

Richardson氏は、さらに、以下のように付け加えています。
「個人用と教育用ロボットの事業機会は、2025年には45億米ドル(約6,000億円)を超え、多くの国でさらに高齢者が増えることや、STEM (Science、Technology、Engineering、Mathematics)教育(科学、技術、工学、数学の理系科目を重視し、統合的なカリキュラムで教育を改善しようとする考え方)の普及により、それ以降もかなりの成長が見込まれる。

「2021年消費者向けサービスロボットグローバル市場における成長率を発表〜出荷が前年比25%増加〜」のページです。デイリーニュースオンラインは、NuroandPiaggioFastForwardStarshipTechnologiesEcovacsiRobotIoTネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る