カフェインの代謝物質に子供の近視進行を遅らせる効果を確認 (3/4ページ)

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 その結果、7-MXを服用すると、眼軸長の伸びが緩やかになり、近視の悪化が抑えられることがわかったそうだ。

 例えば、度数が-2.53Dの7歳の子供は、 何も治療しなければ、その後の6年で平均-3.49D近視が進むという。この度数は、レンズの視力矯正力を表している。

 -3.49Dの変化は、適切な視力にするためにそれだけ度が強いレンズが必要になったということだ(一応の目安として、視力0.2の近眼の人が-2.5Dのメガネをかければ、視力1.0くらいになる)。

 だが7-MXを毎日1000mg服用していれば、6年間の近視の悪化が-2.65Dに抑えられたという。

 また11歳児なら、何も治療しなければ、6年で-2.27D進行するが、7-MXを服用すれば-1.43Dに抑えられる。

 しかも研究対象となった子供たちの中に、副作用が出た子は1人もいなかったという。

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・新しい子供の近視治療として期待
 こうした結果は、過去の研究結果がそのまま再現されたものだ。

 ただし遺伝的要因や近くを見続けた時間など、近視に関係するさまざまな要素を考慮していないため、因果関係までが証明されたわけではない。

 しかし、きちんとした実験によってこの点が確認されれば、カフェインの代謝産物である7-MXは子供の目を守る近視治療薬になると期待されるそうだ。

 これはあくまでもカフェインを分解した時にできる「7-MX」の効果であって、カフェインを直接大量に摂取すればよいという話ではないので誤解のないよう注意して欲しい。
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