スーツケースに死体を入れて放置。法医学の為の腐敗実験が行われる (3/3ページ)

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 今オーストラリアは冬なので、実験開始直後は昆虫が寄り付かなかったという。

 だが、1ヶ月もするとスーツケースのファスナーのあたりに大型のハエや甲虫などが卵を産むようになった。

 また内部の死体にも、ハエやウジなどがわいていた。つまり、そうした昆虫の幼虫はファスナーの隙間から内部に侵入しているということだ。

 一方、もっと小型のハエは、成虫でもファスナーを通り抜けて、遺体に直接産卵していた。

 そうした内部の遺体を食べて成長した幼虫の多くは、残念ながらスーツケースの外に出ることができない。

 だが法医学者にとっては、遺体の死亡時期や季節、遺体が移動された可能性など、死亡当時の状況を推測するための貴重な情報源だ。

 この実験の最終的な結果は、2023年2月に開催される法医学の学会で発表されるとのことだ。

References:When remains are found in a suitcase, forensics can learn a lot from the insects trapped within / written by hiroching / edited by / parumo


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