スーツケースに死体を入れて放置。法医学の為の腐敗実験が行われる (1/3ページ)
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オーストラリアにある低木林には、スーツケースやゴミ箱が大量に放置されている。その中に入っているのは、なんと動物の死体だ。
悲しいこと人間の遺体が入ったスーツケースが発見されることがままある。つい最近も、ニュージーランドで発見されたばかりだ。
スーツケースは密封されているため、遺体の腐敗は自然のプロセスとは異なって来る。このような特殊な環境での腐敗の過程を正確に予測することができれば、犯罪捜査に役立つはずだ。
そこで研究者らは、死体入りのスーツケースをあえて放置して観察することにしたのだ。
・なぜスーツケースなのか?
スーツケースやゴミ箱、バッグや車のトランク、冷蔵庫、冷凍庫などから人間の遺体が発見されたという、悲しいニュースを目にしたことがあるだろう。
そうした事件は日本でも起きており、たとえば2015年には東京駅のコインロッカーでスーツケースに入れられた女性の遺体が発見されている。
スーツケースに遺体が捨てられるのは理由がある。
殺人犯の多くは、犯行直前になって遺体の処分に気が回るようになる。そこで簡単に手に入り、死体を入れる十分な大きさがあるスーツケースが選ばれるのだ。持ち運びやすく、しばらく腐敗臭も隠してくれるという点でも都合がいい。