本なんて誰でもつくれる。だから、めちゃくちゃおもしろい。「これからの本づくり」のテクニックが満載。『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』9月24日刊行。 (2/5ページ)
』(丸山貴史・著、今泉忠明・監修)担当
草下シンヤさん『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(國友公司・著)担当
篠田里香さん 新しい出版社「生きのびるブックス」立ち上げ
篠原一朗さん『はじめての』(島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都・著)担当
谷綾子さん『一日がしあわせになる朝ごはん』(小田真規子・料理 大野正人・文)担当
■本書「はじめに」
みなさん、こんにちは。はじめまして。
百万年書房・北尾修一と申します。
この百万年書房という出版社をひとりで立ち上げて5年目。
ずーっと自宅が仕事場。
社員、今のところ0名。
これまで発行した本、約20冊。
一番売れた本で、実売1万部ちょい。
めちゃくちゃ儲かっているわけではありませんが、今のところはつくった本の売上だけで家族3人が暮らせています。
今後もあり余る富を手に入れることはないでしょうが、かわりに時間の余裕だけは手に入れたというか、ゆったりした毎日を送れています。自分があくせく働かなくても、これまでつくった本がずっと売れ続けてくれているので、毎月そこそこは収入があるからです。
上を見ればきりがないし、それなり、まあまあの暮らしぶりですが、他人がどう思うかはともかく、自分としては特に不満はありません。
平日の朝からゆっくりジョギングとかできるし。映画も観られるし。たまに外食にも行けるし。気分的には悠々自適、本づくりの技術を身につけておいて良かったな、と思っています。
で、この本ではみなさんに、そんな私がさまざまな人から教わった、実践的な本づくりのノウハウをお伝えしていきます。
と同時に、本のつくり方を覚えると人生楽しいぞ、コツさえ覚えればゼロからでもできるぞ、副業でもできるぞ、これからは出版ビジネスが狙い目だぞ、ということも伝えていきたいと思っています。
話を急ぎすぎたかもしれません。
今って普通は、出版業=斜陽産業だと思われています。だから、「こいつは何を能天気なこと言ってんだ」と思われた気がします。
実際のところ、人気漫画作品を抱える一部大手出版社を除いて、経営が厳しい出版社が
多いのは間違いありません。