本なんて誰でもつくれる。だから、めちゃくちゃおもしろい。「これからの本づくり」のテクニックが満載。『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』9月24日刊行。 (4/5ページ)

バリュープレス

でも、今から本書で紹介するさまざまなやり方が、これからの本づくりのヒントになるのではないかと思っています。
ここまで読めば説明するまでもないかもしれませんが、この本には「こうすればヒット作、ミリオンセラーが出せる!」みたいな威勢の良いことは書かれていません。そんなノウハウ知りませんし。もっと志が低めの、誰でもマネできそうなことしか載っていない本です。
すでにベストセラー編集者の武勇伝は書店にたくさん並んでいますし、個人的には角川春樹さんの経歴をひととおり辿れば、そこにすべてのヒントがあると思います。
「とにかくベストセラーを目指したい」という人は角川春樹さんに学べばいい。春樹、異次元すぎる。そう思った人にそっと「いや、そういうやり方だけじゃない気もするんです。別にスーパーマンじゃなくても、定価1,500円から2,000円くらいの本を年に3、4冊つくって、それぞれ2000人くらいの読者が買ってくれれば、そこそこ暮らしていけますよ。まずは副業としていかがですか?」くらいのことを伝えるために、この本は生まれました。

以下、本文に入る前の補足情報です。
この本は東京都台東区、田原町の書店Readin’Writin’BOOKSTOREで「いつもよりも具体的な本づくりの話を。」と題し、2020年4月から月1回、全9名の方々に私が話を伺ったシリーズイベントがもとになっています。
9名のみなさんのプロフィールは、本書にまとめていますので、そちらをご覧ください。出版の世界に詳しい人なら驚くこと間違いなしの、豪華絢爛たるメンバーです。この錚々たる9名の編集者と対話し、みなさんの話から受けた刺激と、そこから思考したことが、本書の端々に詰まっています。
中にはイベント当日の発言をそのまま掲載させていただいた方もいます。発言の使用を快く許可してくださったみなさん、どうもありがとうございます。発言を載せられなかった方々、申し訳ないです。誰のどういった発言を、どの文脈で掲載したかの全責任は私にあります。
それに加えて本書では、私が20代の頃から先輩編集者や著者と仕事をする中で教わったこと、自分自身で試した工夫、やらかした失敗、その他「これは今後の本づくりに有効だぞ」と思えるノウハウだけを、あますところなく詰め込みました。

「本なんて誰でもつくれる。だから、めちゃくちゃおもしろい。「これからの本づくり」のテクニックが満載。『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』9月24日刊行。」のページです。デイリーニュースオンラインは、編集出版編集者デザインネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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