「イクメン」はもう古い!今問われる男性の育児・家事への関わり方とは (3/4ページ)
――パパが育児に参加することのメリットについて教えていただければと思います。
鬼木:パパはつい、ママの手伝い、代わりをしようとしがちです。それももちろんいいことではありますが、同じことはなかなかできず苦労しているご家庭が多いようです。
人にはそれぞれ個性があります。まして、女性と男性ではその違いがより大きくなります。子どもはいろいろな考えに触れることで視野が広がっていきます。ママのやり方を肯定したうえで、パパだからできることを考え、主体的に育児をしてほしいと思っています。「The Father Effect」という言葉があり、父親とよく交流した子どもほど、学力・人間力・チャレンジ精神が高いというデータがあります。是非、気軽に楽しく子育てをしてみてほしいと思います。
――「家事を一緒にやりましょう」「平等に分担しましょう」だけではなく、パパが育児・家事に参加することは明確に子どもの成長にとってメリットがあるということが伝わると、もっと積極的に参加する男性が増えそうです。
鬼木:そうですね。「いい子に育てたい」という気持ちはママもパパも一緒でしょう。これまでママが育児・家事を主にやってきたのだとしたら、パパがそこに入ることで子どもにいい影響があるという価値を知ってもらえればと思っています。
――仕事が忙しい中で子育てに参加する時間を捻出するためのアドバイスをいただければと思います。
鬼木:まずは、子育ての優先順位を高くすることです。日本では、仕事が子育てよりも高い優先順位に設定されがちです。子どもも親の仕事が大変なことはわかっています。だからこそ、子どもと関わる大切さをより感じてもらえるのです。
必ずしもまとまった時間が必要なわけではありません。朝起きたらハグをしてあげ、ご飯の時にちょっとした雑談をするなどの積み重ねが大切なのです。そして、時間のあるときには外に連れて行ってあげ、子どもが遊ぶのを見るのではなく、自分も子どもになったように思い切り遊んであげる姿勢が重要です。