「イクメン」はもう古い!今問われる男性の育児・家事への関わり方とは (1/4ページ)

新刊JP

『パパだからデキる子育て術』の著者・鬼木一直教授
『パパだからデキる子育て術』の著者・鬼木一直教授

育児・家事を夫婦で分担するのが当たり前になってきている現代。自分も関わりたいと思っていても「どう関わっていいかわからない」「奥さんを邪魔してしまいそうで怖い」と腰が引けてしまう男性も多いはずだ。

東京富士大学教授の鬼木一直さんの著書『パパだからデキる子育て術』(幻冬舎刊)は、そんな男性向けの一冊。奥さんと同じことをするだけではない「パパだからこそできる子育て」とはどのようなものか。また、どのような関わり方をすれば奥さんが楽になり、子どもの成長に効果的なのか。鬼木教授にお話を伺った。

■「イクメン」という言葉が使われなくなる世の中に

――前作『デキる社会人になる子育て術』(幻冬舎刊)は子育て関連書籍としては異例ですが文庫版も発売されました。この本の反響はいかがでしたか?

鬼木:前作は、セブンネットショッピング子育て新刊部門で売り上げ1位を獲得するなど、お陰様で大変ご好評をいただきました。文庫版は、手に取りやすく、また単行本の見開きで完結する形式を踏襲しましたので、とても読みやすいというご意見を多数いただきました。

――『パパだからデキる子育て術』は、前作と比べると「パパ」にフォーカスされていると感じました。この本で「父親の子育て」をテーマにしたのは、男性に向けた育児書が少ないといった理由があるのでしょうか。

鬼木:パパ視点の育児書が少ないというのは私も感じています。最近はパパが育児を頑張っているケースが増えてきているというものの、まだまだ多くご家庭でママが育児・家事を主に行っているのが現状です。

パパの中には育児・家事に参加したくても「何をすればいいのかわからない」「むしろ足手まといになってしまう」という不安があるようです。そんな不安を解消することができればと考えて、この度、パパ目線の本を執筆することにいたしました。

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