これから不動産投資を始める人が最初にしておくべき準備とは? (1/3ページ)

新刊JP

『不動産投資は組み合わせが9割』著者の木村洸士さん
『不動産投資は組み合わせが9割』著者の木村洸士さん

副収入や老後資金の準備など、資産形成の一環として「不動産投資」を考えている人は少なくないだろう。しかし、多くの元手が必要なのではないか、物件という大きな買い物をして失敗はしないだろうかと不安も尽きない。

そんな不動産投資に必要なものは「中長期的なプランニング」であり、「一歩ずつバランスよく買い進めること」として、「戸建て」「新築アパート」「中古アパート」を組み合わせた「トライアングル不動産投資」を提唱するのが、「神・大家さん倶楽部」の創設者・木村洸士さんだ。

初の著作『不動産投資は組み合わせが9割』(合同出版刊)を出版した木村さんへのインタビュー後編では、自身の経験を交えながら不動産投資を始める前の準備について話をうかがった。

(新刊JP編集部)

インタビュー前編を読む

■不動産投資、成功への一歩は「目的意識」を持つこと

――ここからは木村さんご自身についてお話をうかがいたいのですが、不動産投資を始められたきっかけは何だったのですか?

木村:システムエンジニアだったのですが、20代後半にストレスから体を壊してしまって、頻繁に筋肉の痛みや頭痛に悩まされるようになってしまったんです。そのうちに体が動かせない日も出てきてしまって、このまま働けなくなったら収入はどうするんだろうという不安が出てきました。何とか会社には復帰しましたが、副収入となり得るものを探すことにしたんです。

もう一つのきっかけは老後のお金の不安です。親世代を見ても、一生懸命働いたからといってお金に余裕がある老後生活ができているかというと、そうではないような気がします。これだけ大変な思いをして働いて、体も壊して、将来も不安で…これが本当に安定と言えるのだろうかと考えたときに、収入が会社だけということはリスクにしか感じなかったんですね。

だったら、会社員だけにこだわる必要はないと思って、投資の勉強を始めました。株式も勉強しましたし、投資信託も見たりして。

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