イギリス君主であり英国国教会の最高統治者でもあったエリザベス2世 (3/3ページ)
死は私たちの世界を超える世界に属している。死がある限り宗教が滅ぶことはない。その意味で英王室不要論も根強く議論されている中、宗教的権威を備える君主の存在はこれからも継続しそうである。現実には格差社会を生むばかりの民主主義(資本主義)社会において、宗教的超越的な存在は、人間は全能でないという謙虚さと安心を与えてくれる役割を果たしているのではないだろうか。
■参考資料
■青山武憲「英国と英国国教会」『法学紀要』第53巻 日本大学法学部(2012)
■クリスチャン・トゥデイ「エリザベス女王の国葬に各国首脳ら2千人 カンタベリー大主教が説教で語ったこととは?」(2022年9月21日)
■クリスチャン・トゥデイ「神に信頼し、人々に仕えた君主 エリザベス女王の信仰」(2022年9月10日)