「圧倒的な廃墟感に負けず、ドンドン進もう!」 夕張にある博物館が、いろいろ尖りすぎてる件 (1/3ページ)

Jタウンネット

「図書室のyasu」(@Library_Yasu)さんのツイートより
「図書室のyasu」(@Library_Yasu)さんのツイートより

2022年9月25日、とあるツイッターユーザーが次のような写真を投稿し、注目を集めた。

そこには、こう書かれている。

「圧倒的な廃墟感に負けず ドンドン進もう!」

「圧倒的な廃墟感」とは、一体?

気になって仕方ない表現に、ツイッター上では7300件を超える「いいね」が。投稿者の「図書室のyasu」(@Library_Yasu)さんも「いや、これから何見せられんだよ」とつぶやいている。

この先には何が待ち受けるのか。Jタウンネット記者は、この案内板の設置者である「石炭博物館」に話を聞いた。

トイレ跡、ゲームセンター跡、シャッターの閉まった土産店...

投稿者「図書室のyasu」さんによると、案内板を見つけたのは、9月25日の午前中、北海道夕張市でのこと。3泊4日の北海道旅行中に、夕張市炭鉱博物館に訪れたときのものだという。

記者は同館に電話して、この案内板について聞いてみることにした。取材に応じたのは、館長の吉岡宏高さんだった。

吉岡館長は、「ドンドン進もう!」という案内を考えたのは、実は自分だと告白する。

「あの案内板があるのは、大駐車場です。石炭博物館はまだ250メートルほど先にあり、徒歩で約10分かかるのですが、観光客の皆さんは、なぜか(笑)、ここで引き返してしまわれるのです」
「図書室のyasu」(@Library_Yasu)さんのツイートより

案内板に従って進んだ先にはかつてのレジャー施設のトイレ跡やシャッターの閉まった土産店、ゲームセンター跡などがあり、「いささか廃墟感が漂っています」。

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