「鎌倉殿の13人」小四郎は無念にございます…時政・りくと今生の別れ。第38回放送「時を継ぐ者」振り返り (3/7ページ)
(どんな悪女であっても、夫の時政に心から愛情を持っていた点については、個人的に好感は持てたものの)
天下に悪名高き牧の方としては、ちょっと物足りない印象です。とは言え、あまり悪あがきされてしまうと殺さざるを得なくなってしまうため、この辺りがもろもろ匙加減だったのでしょう。
また別れ際、政子&実衣(演:宮澤エマ。阿波局)との思い出話や、のえ(演:菊池凛子。伊賀の方)に心得を残す場面は意を得たものでした。
一、 無理になじもうとしないこと(これは見え透いたあざとさを遠回しに批判?)
一、 北条に嫁いだことを誇りに思うこと(こっちは“辛気臭い”と義時を軽んじる態度を批判?)
……果たして、りくの教えがどのような形で活きてくるのか、のえの今後に注目していきましょう。
「親子揃って意気地のないこと。手の届くところに大きな力があるなら、迷わずつかみ取りなさい」
また義時への“はなむけ”は、まさに時政へ賭けた“りく”の人生そのものだったのかも知れません。