リコール情報を発信!やはり「リコール」って重要です! (2/6ページ)
■②アウディのリコール
引用:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001480821.pdf
届出者の氏名又は名称:フォルクスワーゲングループジャパン株式会社 不具合の部位(部品名):電気装置(データバスダイアグノシスインターフェース) 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因リヤシートの下に取り付けられているデータバスダイアグノシスインターフェースにおいて、リヤシートにこぼした液体の水分や、車体底部のシーリングが不十分なため、大雨時や深い水たまりを走行した際に浸入した水分により、データバスダイアグノシスインターフェース内で短絡が発生することがある。
そのため、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがある。
改善措置の内容全車両、データバスダイアグノシスインターフェースに保護カバーを取り付ける。また、一部車両においては、防水性を高めるためシーリングを塗布する。データバスダイアグノシスインターフェースに短絡が認められた場合は交換する。
筆者的には、完全に設計ミスによるリコールとなっていると予想します。設計ミス+素材選定ミスという方が正しいのかもしれません。輸入期間の全体の範囲は、平成29年8月3日~令和4年3月4日で合計10,869台が対象です。
不具合報告や事故発生はまだないので、メーカーによる事前回収といえるでしょう。走行不安定に陥る可能性があるので早期に対応してもらうのが良いと思います。