株トレードで個人トレーダーが勝つために必要なこと (3/3ページ)

新刊JP

個人の投資家やトレーダーは株式市場に参加することによって、利益を得たいと思っているわけですが、多くのプロ連中が大量の資金を動かしながらお金を奪い合っている株式市場に、少額の資金しか持たない個人が無防備に飛び込んでも基本的にはやられてしまいます。個人投資家は負けるようにできている、ということは知っておいた方がいいと思います。

個人トレーダーがいくらチャートを分析しても、誰でも知っているような一般的な分析を続けている限り、株価は思い通りに動いてはくれません。チャートにはダマシがあることを知り、「チャートのダマシ」に引っかかることを前提として理論武装をしてトレードをしていかないとやられますし、逆にしっかり「ダマシ」を勉強して理論武装をすれば個人でも利益は得られる、というのが私の考えです。

――今回の本では「チャートのダマシ」が起こる理由を3つ挙げています。その1つが先ほどの機関投資家などによる株価の操作で回避困難というお話でしたが、残る2つのうちの1つ「長期的な指標と短期的な指標の読み違え」は回避できそうですね。

冨田:そうですね。機関投資家などの大口の投資家やトレーダーが、将来どういう動きをするかは予想できないのですが、チャートは値動きの事実そのものであり、チャートを見れば、実際の資金の動きを読み取ることができるので、こちらから察知できるものについては回避可能です。「長期的な指標と短期的な指標の読み違え」はまさしくチャートを見て避けることができるものですが、それらを察知するにはやはりチャートのセオリーや原理原則はもちろんのこと「ダマシ」があることも知っておく必要があります。ただ単に「表」だけを知っているのではなくその「裏」も知る必要があるんです。

本書では、「わざとらしい売りサインを読み取って買う方法」や「乗ってはいけない買いサインを読み取って売る方法」なども解説しています。

(後編に続く)

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