これは脈あり! と思いきや……。彼の地元にまで行ったのに失恋した話 (2/3ページ)
少し考えていたら彼が、
「……うちの地元、遊びに来る?」
……行っていいのっっ…………!???
舞い上がった私は「行く!」と秒で返事し、約束を取りつけたのでした。
だいぶ遠いとか関係ない。行きたいなら行く。むしろ行かない理由がない。彼の地元、どんなところなんだろう……! 楽しみすぎる!!
その日のバイトは忙しかったけど笑顔で頑張れました。早く来い夏休み!
と同時に私は、「そろそろこの関係に名前をつけたい! ちゃんと彼女になりたい!」と、彼の地元に行った時に告白しようと決意したのです。
こんなに一緒にいて、地元にまで行けて、これは脈しかないだろって思ってました。
そして数週間後、私は新幹線に乗り、彼の地元に遊びに行ったのです。地元の駅の改札で待ってくれていた彼と会った時、すごく胸がキュンとしたのを覚えています。かっこいい!! 会いたかった……!!
それから彼は有名な地元のスポットや飲食店に案内してくれました。とても暑く、キラキラと眩しい日でした。
■ついに気持ちを打ち明けるも……
彼との地元デートを楽しむかたわら、私は夜にする予定の告白のことを考えてずっとソワソワしていました。
(なんて言おうか、うーん、でもいいか、気持ちが伝われば……!)
いざ、夜になり、彼とこじんまりとしたおしゃれな居酒屋でご飯を食べていました。いい感じの照明の暗さと、ゆったりした音楽の雰囲気の良さに力を借りてついに……
「あのね、私たちさ……ちゃんと付き合おうよ!」と彼に伝えました。
……言った!!!
彼は一度じっとこちらを見てからスッと目線を外し、
「ごめんね、いま好きな人がいるんだ」
え、え、え、マジで???? この状況で振られることってあるんだ???
きっと顔に出ていたんだと思います。もしかしたら声にも出ていたかもしれません。