美しい...宇宙にそり立つ「創造の柱」がジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でより鮮明に (2/3ページ)
若い星々が形成されている宇宙のゆりかごでもある / Credits: NASA, ESA, CSA, STScI; Joseph DePasquale (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI), Alyssa Pagan (STScI)
柱の先端にある赤く輝く明るい球体がそれだ。ガスや塵でできた柱の中に十分な質量を持つ結び目ができると、重力で崩壊。次第に熱を帯び始め、やがては新しい星が誕生する。
柱の端で溶岩のようにうねるものは、形成途中にある星が放出したものだ。
若い星は定期的に超音速のジェットを噴射し、それが柱のような物質の雲と衝突する。このとき、水面を疾走するボートにも似た、波打つ「バウショック」が発生することもある。
ルビーのような輝きは、ジェットや衝撃によって生じた高エネルギー水素分子によるものだ。
それが特に顕著なのは、上から二番目と三番目の柱の星で、まるで脈打つかのように活動している。こうした若い星は、生まれてからまだ数十万年しか経っていない。
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Tour the Webb Telescope’s Pillars of Creation・最新技術で迫る宇宙の神秘
この画像は、まるで雲を透視して、柱の向こうに広がる宇宙の果て映し出しているようにも見えるが、そうではない。
その視界は、天の川の円盤のもっとも密度が高い領域にある「星間物質」によって阻まれており、その向こうの銀河はほとんど写っていないのだという。
創造の柱がハッブル宇宙望遠鏡によって初めて撮影されたのは1995年のこと。観測技術の進歩に呼応するかのように、この星々が溢れかえる領域は新たな発見をもたらしてくれることだろう。