さらば仲本工事!元気になる!!永遠のドリフターズ爆笑伝説20 (6/8ページ)

日刊大衆

■計算され尽くしたコント

 停電事件は、あくまでハプニングだったが、本来の『全員集合』は、事前にネタを考え、稽古を重ね、計算され尽くしたコントを披露する番組だった。

「いかりやさんを中心に、週に2日はネタ出し会議をしていましたね。でも、いいネタが浮かばず、ずっと沈黙が続くなんてこともあったようです」(前出の城下氏)

 提案されるネタの可否は、いかりやがすべて決めていたという。

「いかりやさんには、独善的な部分があったという評価もあります。ただ、常に優先していたのはグループを守ることでした」(芸能記者)

■「いかりや長介というワンマン社長がいる会社みたいなもの」

 小誌2022年1月10・17日合併号のインタビューに登場した仲本は、こう語っていた。

「ドリフというのは、いかりや長介というワンマン社長がいる会社みたいなもの。社長の言うことが絶対で、誰も反対できない。でもね、メンバーにはとても厳しかったけど、リーダーとしては素晴らしかった」

 似たことを他のメンバーも言っている。

「いかりやさんは、後年は確執があったとされる志村さんの才能を誰より認めていました。また、お荷物に見られがちな高木さんも必要なんだと、口にしていました」(放送作家)

 20年に他界した志村さんの追悼番組で、こんな場面があった。

「司会者にコメントを求められた高木さんは、何も答えなかった。すかさず、加藤さんが“今、完全に寝てたでしょ?”と突っ込んで、スタジオを爆笑させたんです。これこそが高木ブー。あの世で、いかりやさんも大満足でしょう」(前同)

 最後に、仲本が本誌に遺した言葉を紹介したい。

「今は、とにかく楽しく暮らしたい。だって、1日でも楽しくない日があったら、もったいないでしょ?」

 家族全員がテレビの前に集合した、昭和の土曜8時が懐かしい。

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