沢口靖子『科捜研の女』が「永遠に続く」ワケ!コア視聴率“惨敗”も“福山雅治『ガリレオ』演出”&“毎週特撮俳優”で「大逆襲」!! (3/5ページ)
これが今シーズンではかなり控えめになって“物足りない”という声も多かったんですが、もう少しで真相究明できそうな絶妙なタイミングで派手なメインテーマを流す、という方針に切り替え、メリハリが効いて盛り上がるようになった、と再評価されつつあるんです」(前出の制作会社関係者)
視聴者の間では、
《今期は処刑用BGMにクラスチェンジされて使い勝手が気持ちいいな…》《今シーズンはいつものBGMが高まる使われ方してる》《いつものBGMが勝利確定演出になってるの熱い 流れるの1回だけになって価値上がった》《いつものBGMがここ一番のときにだけ流れるようになったことで盛り上がりどころが明確になって、満を持して流れた時のカタルシスがよく演出されている》
などといった声がSNSには寄せられていて、演出の変更が好意的に受け入れられている。
「古くは松平健さん(68)の『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)で“成敗”するクライマックスで流れる『殺陣のテーマ』、推理ドラマでは福山雅治さん(53)の『ガリレオ』シリーズ(フジテレビ系)で真相に気づいた湯川教授(福山)が数式を所かまわず書きなぐる姿とともに流れる『vs.~知覚と快楽の螺旋~』のような存在として定着しつつあります。
くわえて、以前から『科捜研』では一定の視聴者が確保できる要素があり、今シーズンもそれは続いています」(前同)
『科捜研』に限らず、東映とテレ朝が手がける刑事ドラマに出演する俳優には、ある共通点があるという。
■「特撮俳優」の起用がすでに視聴者の「お楽しみ」に
「“特撮俳優”です。