法改正で支払額100万円アップ!国民年金納付64歳まで延長!生活は こう変わる素朴な疑問20 (5/6ページ)
どう見たらいいのか?
A.50歳未満の人と50歳以上の人では、内容が違う。
「50歳未満の人の場合、記載された年金額は、それまでの支払い実績に応じたものですから、かなり小さな金額になっています。しかし、実際の年金額とは違うので、安心してください。一方、50歳以上の人の数字は見込み額ですので、記載された数字が、ほぼ自分の年金額だと思ってください」(長尾氏)
ただ、その場合も、前述のマクロ経済スライドや年収の増減などで、実際の年金額は変動するという。
■Q.未納者には差し押さえがあるのか?
A.「著名な作家が突然、銀行預金2000万円以上を差し押さえられたというニュースがありました。年間所得300万円以上かつ未納期間7か月以上が、国民年金の差し押さえ基準なので注意しましょう」(全国紙社会部記者)
■Q.2024年度の法改正で何が変わるのか?
A.焦点は財政基盤の弱い国民年金(老齢基礎年金)がどう変わるかだが、厳しい結果になりそうだ。
「今回の年金納付期間の延長の議論で政府が発したメッセージは、“今後は、定年後に悠々自適な生活は許されない、働きなさい”ということ。
極端に言うと、定年後にのんびり暮らすヤツから、“夫婦合わせて200万円(納付期間延長分の保険料)の罰金を取るぞ”ということです」(森永氏)
老後の悠々自適な生活は、もはや日本には存在しないようだ。
■いまさら人に聞けない!「国民年金」素朴な疑問Q&A
Q:年金手帳を紛失した場合は?
A:今年4月から年金手帳の新規交付・再交付が廃止に。紛失した際は年金事務所へ届け出て“基礎年金番号通知書”を受け取ろう。それが手帳代わりになる。
Q:そもそも年金の仕組みは?
A:労働を担う現役世代(20歳以上60歳未満)が支払った保険料などで確保した財源をもとに、高齢者などへ生活を支えるための“年金”を給付する制度。