戦国時代きってのタフネス!毛利元就のパワーの源となった食事術とは?【前編】 (2/3ページ)
確かに餅は腹持ちがよく、米飯よりも効率的です。米飯は食後2~3時間で消化され切るので空腹になりますが、米を圧縮している餅なら、さらに長時間スタミナが保たれるでしょう。
餅の持つ霊的パワー特に「餅」が元就にとって役に立ったと言われているのが、1555年に起きた厳島の戦いです。彼はこの時、現在の山口県にあたる周防国の大軍と一戦交えたのですが、相手が約2万人の大軍だったのに対し、元就軍は3千人程度でした。
この時の戦いでは、もちろん元就はさまざまな謀略を巡らせたのですが、それ以外にも兵糧として餅を採用していたことから勝利を収めることができたのだろうと思われます。
米飯には、重要なエネルギー源である炭水化物が含まれていますが、前述のとおり、餅はその米をさらに圧縮しているので、同じ分量でもかなりの高カロリーになります。
もちろん、当時は細かい栄養素のことなど分からないでしょうから、元就は餅がエネルギー源として最適であることを体で分かっていたのでしょう。