岸田内閣「低支持率&大臣3人クビ異常事態」でも絶対辞めない理由!目指すは「来年5月」の国家イベント (3/4ページ)

日刊大衆

 しかし、国民からはミサイル対応時の紋切り型のコメントを揶揄する声も上がっており、「断じて容認できない 最も強い言葉で非難する こんなに薄っぺらいセリフが他にあるだろうか」「気持ちが入らない、口だけ」といったコメントもSNS上に寄せられている。

「言い方は悪いかもしれませんが、北朝鮮は岸田首相の苦境をあざ笑うかのようにミサイルを発射してますよね。まさに弱り目に祟り目で、岸田首相が任命した大臣がきちんと仕事をしていれば、ここまでカッコ悪い印象ばかりが残ることはなかったのではないでしょうか。外遊などで良い面を見せようとはしているのでしょうが……。

 岸田首相が大臣を罷免するにしても、国会で説明するときには、原稿を棒読みで読み上げているだけです。自身が任命した大臣なのですから、辞めさせるときに“悔しい”などといった感情を出したら、心象も変わるのではないでしょうか」

 支持率の低下、3人もの大臣を罷免、統一教会問題など逆風が吹き荒れる岸田内閣だが、支持率が下がった内閣は、最終的にはどうなるのだろうか。

森喜朗元首相のケースでは、2001年4月の内閣支持率が9%と1ケタを記録しました。当時は直後に参議院選挙という国政選挙があったので、自民党の内部から森元首相が選挙に悪影響を及ぼすのでは、という声があがり、森元首相自身も“自分がいると党にマイナスになる”ということで辞職しました」

■“黄金の3年間”を謳歌するはずが……

 その一方で岸田首相は、森元首相のように退陣を迫られるようなこともなさそうだ。有馬氏によると、「自民党内部に岸田首相の次の総理大臣を務められる人材がいないのと、国政選挙がないこと」が重要なポイントになるという。

「岸田首相は、衆議院解散がない限り、3年間国政選挙を行わずに済む“黄金の3年間”を手に入れたはずでした。

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