朝ドラ『舞いあがれ!』『silent』絶賛の目黒蓮登場直後に「#反省会」勃発!識者に聞く「批判の理由」 (4/6ページ)

日刊大衆

 そうした作品を好む人の中には、ひねりのないストレートな表現に満足しない描写に一家言ある”というファンがいるのではないでしょうか」

■『ちむどんどん』の反省会文化が残した爪痕

『舞いあがれ!』のトーンの変化への抵抗感は、黒島がヒロインを務めた朝ドラ『ちむどんどん』が朝ドラファンに残した爪痕も強く関係しているようだ。

「まずはそれだけ熱心に思い入れて朝ドラを見ている人が多いということ。そういう人がSNS 上で増加したため『ちむどんどん』で反省会がブームにまでなりました。批判をすることが“ある種の遊び”になってしまったのかな、という気がしています。第7週までの『舞いあがれ!』はツッコミどころのないドラマで、それが物足りず“なんか突っ込ませて”と思っていたところ、今までとは違うノリになったのでツッコミの虫が騒いでしまったのかな、と。

 ツイッターというSNSを利用するにあたって、ドラマの感想を“よかった”と褒めるより“あれがよくない”、“ここに気づいた!”というほうが参加意識を実感しやすいのかもしれないですよね。間違い探しクイズのようなある種素朴な遊び気分もあるのかな。いずれにしても、朝ドラが大好きで隅々まで見ている人たちのまなざしはとても鋭いのだと思います」

 桑原氏の脚本は繊細な人物描写と、相手を思いやる登場人物の暖かいやり取りが好評を博してきたのだが、嶋田氏と佃氏の持ち味はどういったところなのだろうか。

「20年度前期の朝ドラ『エール』でも嶋田さんは一部の脚本を担当していましたが、そこで描かれたものが嶋田さんのカラーなのかと言われたら、今一つわからない。ただ、非常に現代的な会話劇が得意で、軽みとテンポがある今どきの人の会話を空気をうまく表現していると思います。ドラマにとって重要なテーマ、ノリをちゃんと理解して取り込む方。脚本を担当された映画『天間荘の三姉妹』も、非常に複雑な構成の原作とたくさんの登場人物をうまくまとめていたので、かろやかに手堅くまとめるのが得意な方だと思います。

 佃さんは、NHK主催の第44回創作テレビドラマ大賞を受賞した『星とレモンの部屋』を見たことがあります。

「朝ドラ『舞いあがれ!』『silent』絶賛の目黒蓮登場直後に「#反省会」勃発!識者に聞く「批判の理由」」のページです。デイリーニュースオンラインは、Silent舞いあがれ!ちむどんどん君と世界が終わる日に目黒蓮エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る