息子・新田真剣佑と眞栄田郷敦は大活躍中!「レジェンド父」千葉真一さんが晩年愛した「大分の豪快旅」と「寿司トレーラーでアメリカ横断の夢」!! (3/4ページ)
「すし寅」を使って全国を回り、大分県の魅力を伝える活動をしている一般社団法人オール大分の土井克也さんが、「自分の夢はこの“すし寅トレーラー”をロサンゼルスに持っていくことです!」と千葉さんに語ったところ、ロスを拠点にアメリカで戦っていた千葉さんは大興奮していたという。
「“すし寅”でアメリカで勝負する、ということがおやじの胸に火をつけたんでしょうね。おやじは興奮状態で、“よし、みんなでアメリカに行こう! すし寅を船に乗せてロスまで運んで、寿司を振る舞いながらアメリカを横断しよう!”と話していましたね。寿司を振る舞っている横で、お前は立ち回りのショーをやって現地の人を楽しませてくれって(笑)。それが夢だって、当時語っていましたね。おやじが元気なら、もう実現していたかもしれませんよ」(前出の若山さん)
この「すし寅」、実はアメリカ大使館にも認められたすごいトレーラーで、コロナ前は年に1度、独立記念日に唯一、アメリカ大使館に入って駐日大使たちに寿司を振る舞っていたというから、「Sonny Chiba(サニー千葉)」が先導していたなら、“アメリカ進出”の可能性は高かっただろう。
移動式寿司トレーラーの「すし寅」
寿司屋に変身した「すし寅」
「すし寅」で振る舞われる寿司
「おやじは、大分の食べ物、自然、そして人情味あふれる人たちに触れて、強く感動を覚えたようで、“毎年、冬のこの時期には大分に行こう”と話していましたね。