増え続ける「○○ハラスメント」。ハラスメントの実態を調査 (4/5ページ)

マイナビウーマン

(男性、30歳)

■ハラスメントの“仕返し”「したことがある」20.7%。その内容は?

ハラスメントを受けた際、「会社は何もしてくれなかった」という回答が多く集まりましたが、ハラスメントを受けた本人が、直接“仕返し”をしたことがあるかを聞いたところ、「はい」と回答したのは20.7%でした。

◇具体的な“仕返し”の内容

お客様との約束の時間までに納品が間に合わず、謝罪時に一方的に上司に非が向くように仕向けた(男性、40歳) ノートに詳細を綴り会社に報告し、本人にもこれ以上関わらないように警告した。(女性、46歳) 無視したり、手土産を配らなかったり、コーヒー入れなかったりの制裁。(女性、41歳) 他の方が急に休んで代わりに出てくれないかな と言われましたが断りました。(男性、31歳) 「ハラスメントの危険人物」という情報を広めた。外堀から埋めて、処分が下さざるを得ない状況を作った。(男性、40歳)

■ハラスメントは、実態に対策が追いついていない?

今回の調査では、ハラスメントを受けた際、会社に報告した方はわずか36.0%で、報告したと回答した方でも、「(会社は)何もしてくれなかった」が47.2%という結果でした。実際に起きているハラスメントの数に対して、会社側がその事実を把握できている数や、適切な対応ができている数は、想像以上に少ないのかもしれません。

では、そもそもなぜハラスメントが起きてしまうのでしょうか? 原因は大きく2点だと考えられます。

1点目は、「認識のズレ」です。「認識のズレ」とは、例えば「部下はハラスメントを受けていると思っているが、上司はそのつもりがない」というような事象です。実際に今回の調査でも、職場で“ハラスメント”が発生する原因を聞いたところ、最も多かった回答は「ハラスメントに関する知識・認識がない」40.3%でした。

2点目は、「現場の情報が報告されない」ことです。すなわち、明らかにハラスメントに該当する事象が現場レベルで発生していたとしても、その情報が上に報告されないことにより、同様のハラスメントが社内で継続・拡大してしまうということです。

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