増え続ける「○○ハラスメント」。ハラスメントの実態を調査 (2/5ページ)
◇具体的な“ハラスメント”のエピソード
女性社員に対して、お茶出しや、使用済みの食器洗いを強いられている。(女性、44歳) 「お前しかその仕事をこなせる奴はいないから頑張ってくれ」と次々に仕事を振られるが、周りのみんなは定時で帰宅するなどの不公平な対応を受けた。(男性、40歳) 妻子ある上司に告白され断った後、仕事を振らないなどの嫌がらせを受けた。(41歳、女性) 行きたくもない部内の飲み会で「3年目までは二次会出ないといけない」と言われ、参加しなければならなかった。(女性、29歳) 妊娠に伴い退職を打診したら男が辞めるのか、と言われた。(男性、42歳)
■会社は何もしてくれない…!? ハラスメントを「会社に報告しなかった人」64.0%にも
ハラスメントが起きた際、会社に報告したか聞いたところ、報告したのは36.0%で、残りの64.0%が報告しなかったと回答しました。
続いて、「報告しなかった」と回答した人に、なぜ会社に報告しなかったのか、その理由を聞いたところ、「報告しても変わらないと思ったため」が59.4%に。2位の「報告することによってさらに被害がひどくなることを恐れたため」35.9%と、大きな差がありました。どうやらハラスメントを受けた多くの人が、“最初から諦めてしまっている”ようです。
では「報告した」と回答した人に、会社はどのような対応をしたのか聞いてみると、「何もしてくれなかった」が最も多く47.2%という結果に。男女別でみると、男性が37.7%なのに対し、女性は56.4%と、女性側が訴えた“ハラスメント”に対して、“会社は何もしてくれない”という傾向が高く出ました。
■ハラスメントの原因「知識・認識がないから」40.3%。対策は?
なぜハラスメントが起きてしまうのか。その原因を聞いたところ「ハラスメントに関する知識・認識がないから」40.3%で、「感情的な会話や発言が多いから」が35.7%、「ハラスメントを防止するためのルールが明確でないから」が33.3%と続きました。
ではハラスメントをなくすために、会社側は何をすべきなのでしょうか。