「今年もナシ」ダウンタウン『笑ってはいけない』、23年「グランドフィナーレ」も“消える”「最大の問題点」! (3/5ページ)

日刊大衆

それも、来年に向けての準備、場を温めておく的な側面もあると見られていますね。昨年の『笑って年越したい!!笑う大晦日』が驚異的な大コケしたので、敏腕演出のT氏が入って、日テレの大晦日を立て直しておく、という意味合いですね。

 ただ、23年大晦日に集大成を迎えたいという『笑ってはいけない』は、コンプラ問題的でやはり相当厳しい状況に置かれているといいますね。多少の批判は覚悟の上で突き進むのではと見られていますが、大晦日の番組として紅白に次ぐ超高視聴率、かつDVDもバカ売れするとんでもないお化けコンテンツなので、存在感が大きすぎてうかつに動けないとも。

 それほど、昨今の規制強化はとんでもないことになっている。これが今後、より進んでいくとすれば、2023年末の時点ではもう“アウト”かもしれません……」(前出の制作会社関係者)

 年々バラエティ番組の「痛みを伴う笑い」がタブー視されつつあるのは周知の事実だが、現時点で、「『ガキ使』に限らず“ケツしばき”はNG状態」(前同)だという。

「今年8月24日、『ありえへん∞世界』や『男子ごはん』(ともにテレビ東京系)、『ひるおび!』(TBS系)などを担当する放送作家の辻井宏仁氏が“いよいよ、これもコンプラNGを食らってしまいました”とハリセンの画像をツイッターに投稿したり、最近では芸人がリアクションをとる際に“痛い”はおろか激辛料理を食わされての“辛い”さえアウトなことをしばしば語っていたり、規制はどんどん増加するばかり。

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