心が「闇落ち」しそうになったときに見直すべき3つのポイント (1/2ページ)

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心が「闇落ち」しそうになったときに見直すべき3つのポイント(*画像はイメージです)
心が「闇落ち」しそうになったときに見直すべき3つのポイント(*画像はイメージです)

以前は「明るくて性格がいいよね」と言われていたけれど、ここ最近色々なことが上手くいかず、つい人当たりが強くなってしまい、周囲が自分を避けているように感じる。そんな悩みを抱えたことはありませんか?

でも、それはごく当たり前のこと。誰でも感情には起伏があるものです。いつでも心が晴れやかなわけではなく、時にはイライラしてしまったり、普段なら気にしないことでも過剰に反応してしまうことだってあります。

ただ、ネガティブな反応が行き過ぎてしまうと、心のシャッターが下りてしまい、「闇落ち」しかねません。心の針がダークサイドに振れるのを一時的なものにするためには、「何がネガティブな感情を増幅させるのか」を知り、対処することが大切です。

陸上自衛隊衛生学校で心理教官を務めた下園壮太先生の『教えて先生 もしかして性格って悪くなるの?』(すばる舎刊)から、心が闇落ちしそうになったときに見直すべき、「感情を増幅させる3つの要素」を紹介しましょう。

■感情を増幅させる要素1:疲労

疲労には「体」と「心」の2種類があります。このうち、厄介なのが「心の疲れ」です。私たちはこの心の疲れをなかなか自覚することができず、気付かない間に蓄積されます。感情のボリュームアップはその防衛反応として出るものなので、強い怒りや不安を覚えたり、「最近、感情的になりすぎているかも」と思ったら、まずは心が疲れているのかもしれないと考えることが大切です。

心の疲労の原因としては、プレッシャーやトラブルなどの「ストレス」、転職や引っ越しなどの「ライフイベント」、SNSやテレビなどを通じて入ってくる「情報」が挙げられます。特に「ライフイベント」は、良い変化でも疲れがたまるので要注意。毎日を過ごすだけでも疲労は蓄積されるものなのです。

■感情を増幅させる要素2:刺激

続いては「刺激」の連続性です。小さなストレスでも、それが連続して起きると、少しずつ感情のボリュームが増していきます。たとえば雑な仕事のふり方をする上司に対して、1回は許せても、2回、3回と重ねていくと、感情を抑えきれなくなり、それが怒りとして表れます。

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