江戸時代の大名を束縛した「武家諸法度」とは?その内容と効果を改めて確認 (2/4ページ)

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そのことを踏まえて考えると、武家諸法度というのはいたずらに大名を束縛するためのルールではなく、地獄のような乱世を太平の世にするためにはどうすればいいか、という主題に貫かれていることが想像できるでしょう。

実際、そこに書かれているのは、諸藩の大名が文武両道に励み、酒や欲に溺れず良い政治を行うための基本的なきまりや心得などです。

しかし一方で武家諸法度には、豊臣政権の影響を払拭して江戸幕府が統率するために、諸藩の大名の力を弱めるという目的もありました。では、具体的にどのような形でそれは行われたのでしょうか。

力を削がれる大名たち

もっとも有名なのは、三代将軍・家光が発布した「寛永令」で明文化された参勤交代です。

妻子はお江戸で人質に!?江戸時代の「参勤交代」って実際はどんなものだったの?

参勤交代は地方の大名を一年おきに江戸に出仕させる制度で、移動や江戸滞在にかかる費用はすべて各藩が賄わなければなりませんでした。こうして金銭的に大きな負担を負わせることで、諸藩の経済力を削ろうとしたのです。

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