ヤクルト・高津監督、新守護神に石山を指名? マクガフ退団で新助っ人補強も検討か (1/2ページ)

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 予想外だった。しかし同時に、高津臣吾監督、一部選手の“不可解な発言”が一本の線に繋がった。セ・リーグ覇者の東京ヤクルトは「投手の継投策」をゼロから作り直さなければならない。

 「保留選手名簿にクローザーのマクガフの名前がなかったんです」(スポーツ紙記者)

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 保留選手名簿とは、来季も契約する方向でいる選手名を記したもの。11月30日がNPBへの提出期限となっており(公表は12月2日)、「マクガフの名前がないこと」を聞きつけた一部メディアがヤクルト球団に確認。球団側は

 「本人の希望で、メジャーリーグに再挑戦することになりました。年齢的にもラストチャンス、本人の希望を後押ししようという結論に至りました」

 と、打ち明けたのである。

 対応した球団幹部の“淡々とした口調”から、それなりの時間を掛けて話し合ったことが窺えた。

 「オスナを始め、多くのヤクルトナインが応援のコメントを出しています」(前出・同)

 “予定事項”、高津監督はもちろんだが、複数の選手が相談を受けていたのだろう。

 もっとも、10月30日に日本シリーズを終えた時、マクガフは「悔しい」のコメントを連呼していた。同31日に帰国する際も、「来年こそ日本一になれるように頑張ります」とのコメントを出している。

 この2日間のコメントで、「マクガフ=残留」と各メディアは決めつけてしまったわけだ。

 「日本シリーズを振り返ると、マクガフがキーマンになっていました。ヤクルトの勝利で始まった日本シリーズの流れが完全に変わったのは、第5戦。1点リードで迎えた9回裏、マクガフが救援に失敗し、逆転負けを喫しました。この悔しさを来季にぶつけてくると思ったんですが」(スポーツ紙記者)

 だが、11月24日のことだ。マクガフ加入前、クローザーを務めていた石山泰稚が契約更改に臨み、その会見で“守護神奪回”も宣言した。

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