斎藤道三の娘にして織田信長の正室・濃姫の波乱と謎に満ちた生涯を追う【前編】 (4/4ページ)

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また、信長と濃姫との間にはこんな逸話も伝わっています。濃姫が信長に嫁いでから一年ほど経った頃、信長は毎晩のように寝所から抜け出しては、しばらくしてから戻ってくる行為を繰り返すようになりました。

浮気を疑った濃姫が問いただすと、信長は「斎藤家の家臣に謀反を起こすように策略をしたので、道三を討ち取ったという狼煙が上がるのを待っているのだ」と答えたのです。

驚いた濃姫が父・道三にその事を伝えると、道三は、その手紙に名前のあった家臣を殺害します。しかしこれは信長の策略で、嘘の噂を流し道三に家臣を殺させることを狙ってのことでした。

戦国時代の夫婦間では、常日頃からこのような駆け引きが行われていたようです。濃姫にとって心の休まる暇もない毎日だったことでしょう。

【後編】では、記録に残っていない彼女のその後について、いくつかの説を紹介します。

参考資料

刀剣ワールド 和樂web

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