2022年上半期セルラーIoTモジュールグローバル市場における出荷シェアを発表〜出荷の半数以上が外部へ設計及び生産委託という結果に〜 (1/4ページ)
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カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、セルラーIoTモジュールグローバル市場における外部委託の占める割合は、2022年上半期に出荷全体の52.4%に達したという調査結果を含むGlobal IoT Module Manufacturing Trackerによる最新調査を発表致しました。
セルラーIoTモジュールの製造は、ODMによる設計・生産の受託が最も速く伸びており2022年上半期は前年比で45%の成長、次にEMSによる生産委託が30%、自社での設計・生産が21%、とそれぞれ成長しています。セルラーIoTグローバル市場は、2022年第1四半期に落ちこんだものの、マクロ経済の逆風と、最大市場である中国のロックダウンを跳ね返し、2022年第2四半期には回復をみせました。
セルラーIoTグローバル市場におけるODMとEMSの状況に関して、カウンターポイント社シニアアナリストのIvan Lam氏は次の通り述べています。
「ここ数年、中国の主要モジュールメーカーは規模を著しく成長させてきた。その過程で、サプライチェーン上のパートナー企業群や他の製造企業との互恵関係を築いてきた。こうした主要メーカー各社はコスト競争力を維持するためのサプライヤー戦略も導入しており、低価格な製品の供給において優位に立っている。