火星に地球外自然保護区を作ることを科学者が提案、泡のようなドーム状の森林地帯 (1/3ページ)
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透明なカプセル状構造の下に地球上の環境を再現した火星基地。そんなSF映画を観たことはないだろうか?
ある科学者は、そんなドーム状の”バブル(泡)”のような自然保護区、いわば「森林バブル」を火星に建設しようと提案している。それは興味本位の思いつきなどではない。
火星の「森林バブル」を実現できれば、地球外の自然保護区として動植物を守れるほか、いざという時の人類の避難場所や、食糧・原材料の供給源としても利用することができるという。
人類と地球上の生き物の未来を考えた上でのアイデアなのだ。
・火星に東京ドーム5個分の広さのドーム状の地球外自然保護区
英国ブリストル大学工学部の土木技師であるポール・L・スミス氏は『International Journal of Astrobiology』で、火星に地球外自然保護区 (森林バブル) を構築する方法について説明している。
突拍子もないアイデアに思えるかもしれないが、基本的なコンセプトはできている。
たとえば、火星の大気・気温・季節・放射線・天候・重力・利用可能な太陽光など、スミス氏は火星特有の問題を指摘した上で、その解決策を提示する。