サッカーW杯、日本代表敗退でにわかファン離れが明らかに

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 フジテレビ系で6日未明まで生中継された、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦、日本対クロアチア戦(6日午前0時キックオフ)の平均世帯視聴率が、5日午後11時40分からの150分間が34.6%、平均個人視聴率は20.1%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

 毎分最高視聴率は38.3%で、6日午前1時48分と同51分、それぞれ後半アディショナルタイムに突入した直後と後半終了のタイミングでマーク。 

 世帯視聴率は同局サッカー中継としては歴代7位で、午後11時以降開始の中継では、2日早朝に放送した1次リーグ、日本対スペイン戦の22.4%を抜いて歴代最高の数字を記録した。

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 「このところ、全時間帯の番組が視聴率1ケタが当たり前になっていたフジだが、日本代表のおかげでこのご時世ではとんでもない視聴率をマーク。無料視聴できるABEMAが視聴制限してくれたことも大いに影響しているかもしれない。とはいえ、日本の敗戦ですっかり〝W杯バブル〟は終わってしまった」(テレビ局関係者)

 フジは6日の午後9時からW杯の特番「FIFAワールドカップ 珍プレー好プレー大ブラボーSP」を放送。日本代表を率いた森保一監督のインタビュー、今大会ハイライト、これまでのW杯での珍プレー好プレーなどを放送。

 その後、午後11時からは決勝トーナメント1回戦、スペイン対モロッコ(深夜0時キックオフ)の事前特番、その後、試合を生中継するなど〝W杯ナイト〟の番組編成にしたのだが……。

 「フジ以外の他局は通常モードの放送だったが、結果、各番組の平均視聴率は『ブラボーSP』が5.6%、モロッコ戦の中継が3.9%。ガチなサッカーファンはこれからが見どころ満載のはずだが、どうやら、いわゆるにわかファンは日本の敗退とともに興味を失ってしまったようだ」(サッカー担当記者)

 もっと目が肥えたガチなサッカーファンが増えないと、日本代表の目覚ましい成長はなさそうだ。

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