囲碁を知らない人にも読んでほしい傑作『群舞のペア碁』「ペア碁」を通じてつながる群像! (3/3ページ)
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漫画(マンガ)
そんな群舞のほかにも、どんな相手でも手加減なしの真剣勝負で挑む者、ペア碁を世の中に広めるために奮闘する者、囲碁をやっているときだけありのままの自分でいられると感じる者……それぞれの形で囲碁およびペア碁を愛するキャラクターが登場する。最初は群舞のために仕方なくペア碁を始めたのぞみでさえ、次第にその魅力にのめり込んでいくのだ。
またプロやプロを目指す者だけでなく、ただ囲碁を愛するアマチュアのプレイヤーが描かれているのも本作の良いところ。いろんな人たちがペア碁に夢中になっていくのを見ていると、気付いたときにはこの競技のことをもっと知りたくなっていることだろう。
■まとめ
ペア碁という新たな世界の魅力が詰まった『群舞のペア碁』は、現在第3巻まで発売中。登場人物も増えてきて、これからどんどん物語が動いていきそうな予感がする。囲碁を全然知らなくても刺さる作品なので、ぜひこの機会に本編をチェックしてみてほしい。