【映画】これぞエンタメ? 20代、30代、40代と変わりゆく男女の関係『ビフォア』シリーズ (2/6ページ)

ゴゴ通信

この手法は監督であるリチャード・リンクレーターが実際に会って一緒に時を過ごした、『エイミー』と言う女性との体験が基になっていると言われています。

また、この作品がどうして20代、30代、40代の男女の関係性についてフォーカスをしているかと言うと、本国アメリカで1994年に公開された第1作目である『ビフォア・サンライズ』(日本で公開当初のタイトルは『恋人までの距離』)は前述した監督の体験がベースとなっていますが、実世界で主人公の2人を演じたイーサン・ホークとジュリー・デルピーが年齢と共に色々な事を経験し、それが自分たちを人として成長して『大人になった自分たち』がジェシーとセリーヌだったらどの様な関係になるのか?と思いついたことから続編の製作が開始されたと言われています。

更にシリーズ2作目である『ビフォア・サンセット』は本国アメリカでは2003年に公開され、第1作目と第2作目には現実世界で9年間の空白があるため、同シリーズのファンは揃って「次の作品は9年後の2012年に公開されるに違いない!」と公開時より信じ続けていました。また、第2作目が製作・公開された際には前作も国際的に人気のある映画となった為、第1作目で使用された楽曲や主演のジュリー・デルピーが歌う楽曲をフィーチャーしたサウンド・トラックも発売されるほどでした。

そして、事前に公式発表も何も行われなかったのにも関わらず、続編が前作から9年後に公開されると信じて疑わなかったファンたちを「待ってました!」と喜ばせるかの如く、突然、2012年度のサンダンス映画祭にてシリーズ第3作目である『ビフォア・ミッドナイト』がプレミア公開されるというニュースがアナウンスされました。

ファンが何を求めていたかを理解し、自分たちもファンを喜ばすためには何ができるのかを模索してキチンと新作を製作して期待に応えたリチャード・リンクレーター監督、そして製作陣の行動力や努力には感服します。

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