歴史の陰に岩倉具視あり!?幕末の動乱期に見せた八面六臂の活躍 (1/4ページ)

Japaaan

歴史の陰に岩倉具視あり!?幕末の動乱期に見せた八面六臂の活躍
煽る岩倉具視

幕末から明治期に活躍した人と言えば、維新の三傑として、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允が有名ですね。

また、どちらかというと目立たない位置付けですが、彼らとともに倒幕に貢献した人物として岩倉具視(いわくらともみ)が挙げられます。

少し上の年代であれば、旧500円札にその肖像が使われていたことを思い出す方もいるでしょう。

旧500円紙幣の岩倉具視

公家としては低い身分だった彼が、幕末期の大弾圧「安政の大獄」の裏でどんな立ち回りを見せていたのかを解説します。

そのきっかけは、日米修好通商条約の締結に関する動きがあった時でした。条約締結に反対する孝明天皇の意に反し、幕府の老中・堀田正睦はあくまで締結しようとします。幕府側からみれば攘夷など不可能で、開国は避けられないという考えでした。

そして堀田は朝廷側の関白・九条尚忠を味方に付けて締結しようとします。これを知った岩倉は激怒し、廷臣八十八卿列参事件を起こします。88人もの公家をまとめて九条邸へ押しかけさせ、座り込みの抗議をさせたのです。

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