着陸しなくても土星衛星「エンケラドゥス」で生命体を見つけることができるかもしれない (1/5ページ)
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土星の衛星「エンケラドゥス(エンケラドス)」は、太陽系の中でも地球外生命の発見が期待できる有力候補の1つだ。
その分厚い氷の下には、液体の水がたたえられており、生命にエネルギーを与える熱水噴出孔まである。だが遠い衛星の分厚い氷の下にいるかもしれない生命など、どうやって確認すればいいのだろう?
このほど米国の研究チームは、わざわざエンケラドゥスに着陸することなく、生命の存在を確かめる方法を考案した。
それは宇宙に噴出した細胞を収集するという大胆な手法だ。
・エンケラドゥスの氷の下をどうやって調査すればいいのか?
エンケラドゥスは土星の第2衛星で直径は498 km。土星からの距離は約24万kmで、土星の周りを33時間ほどで公転している。そして生命が存在する可能性を持つ衛星として知られる
エンケラドゥスの氷の地殻の下には液体の海が存在すると考えられている。
問題は、厚さ5~30キロメートルもある氷だ。いくらその下にお宝があるかもしれないとはいえ、どうやって内部海にたどり着けばいいのだろう。
ドリルで氷を掘って、ゆっくりと下に降りていく方法もあるだろうが、とんでもなく骨の折れる作業であることは明らかだ。