古代マヤの建造物は一周期を260日とするマヤ暦に合わせて作られていた (1/4ページ)
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文字を持たない彼らの独自文化をもつ古代メソアメリカでは、想像以上に早いうちから太陽系について理解し、それをもとにした260日周期の暦を作り上げたようだ。
この暦(ツォルキン)は古代マヤ暦として知られており、儀式のタイミングや未来を予測するのに大変重要とされていた。
新たな研究によると、古代マヤの建造物も、260日周期の暦の特定の日のにあわせて建てられていたことが、上空から地上をレーザースキャンし、建物の方角を調べることで明らかになった。
これは今から3000年以上前には古代メソアメリカの人々が高度な太陽系の知識を有していたことを証明している。また260日周期の暦の証拠として最古のものもであるという。
・上空からの調査で260日周期の暦の証拠を発見
『Science Advances』(2023年1月6日付)に掲載された研究では、LiDAR技術で空中から地上をスキャンし、地上の構造物の配置が調査されている。
そうして調べられた3万3935棟の建物のうち、478棟が紀元前1100年~紀元250年までの古代オルメカ文明・マヤ文明の儀式用建築と考えられている。
それらはメソアメリカの人々が移動し続ける狩猟採集生活から、トウモロコシ栽培による定住生活へと移ろうとしていた時代のものだ。