兎をナメるな!なぜ戦国武将たちはウサギを愛したのか【どうする家康】 (1/3ページ)
「待ってろよ……俺の白兎」
桶狭間で今川義元(演:野村萬斎)を討ち取り、その首級を掲げながら突き進む織田信長(演:岡田准一)が、次の獲物を定めました。
早くもクレイジー全開?な魔王ぶりに、白兎こと松平元康(演:松本潤。後の徳川家康)はもうガクブルです。
寅年(天文11・1542年。壬寅)生まれなのに、その姿は巣穴で震える子ウサギのよう。
NHK大河ドラマ「どうする家康」、第2回放送は「兎と狼」。まさしく狼(信長)に狙われた兎(元康)を表しているのでしょう。
戦国武将たちに愛された兎。その理由は可愛さだけではない(イメージ)
だがちょっと待って欲しい。やれ兎と皆さん侮られますが、決してバカにしたもんじゃありません。兎は戦国乱世を生き抜いた武士たちから深く愛されたのです。
いえ?別に彼らが癒やしを求めていたとか、そういう訳ではなくてですね……。
その姿、まさに家康?兎が戦国武将に愛された理由とは兎が戦国武将に愛された理由はいくつかあります。
一、多産のため子孫が繁栄。襲撃されても全滅のリスクを減らせる。
一、巣穴をいくつも作っておく賢さ・用心深さを持つ(狡兎三窟)。
一、俊敏な動きで天敵を欺く(戦場では特に重要)。
一、いざとなれば我が身を犠牲にする優しさ、誠実さ。
最後の要素はちょっと分かりにくいので補足すると、昔し動物たちが老人(実は帝釈天の化身)に食べ物を献上したエピソード(※『今昔物語』など)に由来します。