兎をナメるな!なぜ戦国武将たちはウサギを愛したのか【どうする家康】 (2/3ページ)
猿は木の実を拾い集め、狐は川で魚を獲りましたが、兎は何も採って来られなかったことを恥じて「せめて私の肉をどうぞ」と焼身自殺したのです。
その優しさに感激した帝釈天は兎を月に昇らせたので、今も月には兎がいるのでした。というお話し。
武田の追撃から脱兎のごとく逃げる家康(右端)小国政「味方ヶ原合戦図」
まさに信長のために身を張って対・武田の楯となり、命懸けで奉公した家康の姿に重なります。
他の要素についても、周到なリスク対策や逃げ足の速さ(家康は日ごろから逃げるために馬術と水練の稽古を欠かさなかったとか)など、兎は戦国乱世を生き抜くためには必須の知恵を体現した動物と言えるでしょう。
いかにも弱そうな見た目に惑わされると、いつか痛烈な一撃を喰らわされてしまうかも知れませんよ(ことわざに「兎も三年なぶれば咬みつく」などと言いますし……)。