職人72人に聞いた!伝統工芸の後継者問題に関して調査してみた! (4/6ページ)

バリュープレス

また、一方では収益が見込めるという意見もありました。では、一方の「後継者採用しなくてもいい」と考えている職人さんの口コミを見てみましょう。

・こればかりはセンスの問題がありますしいなくてもいいかなと思います
・コロナ以前から坂道転がるかごとくでコロナ禍でますます市場が衰退し、後継者がいても可哀そうである。今の技術で新たな市場が開拓できれば考える
・したいけど雇える資金がない(仕事も少ない)
・もっとパブリックな技術として地域に根付けばよりやる気のある使い手に継承できるのではと考えている。
・当方には後継者育成する資金力が無い。後継者育成の公的資金が補助されている団体が責任もって育成すれば良い。
・伝統工芸職人というものは、簡単に出来る仕事ではないし、一人前の職人になるには、かなりの歳月と辛抱と忍耐、人並み外れた努力を要するからです。
・東アジアや東南アジアの織物技術と織機を取り入れているため、かなり日本の伝統から離れた技術だから

「後継者採用をしなくてもいい」という職人さんの口コミは上記の通り。習得には並々ならぬ努力が必要というスキルの問題、先の見通しが立たないという経済的な問題に関しての口コミが多いです。また、伝統技術自体が変容し、職人として引き継ぐのではなくマニュアルがあり従業員を雇うという形態に転化しているという声がありました。


伝統工芸品の将来について

今回のアンケートでは「5年後も伝統工芸品の製造を続けていると思いますか?」についても聞いてみました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2OTY1MCMzMTIyMzUjNjk2NTBfbW1BS0FvWEFIRS5qcGc.jpg ]
「続けていると思う」が95.8%、「続けてはいないと思う」が4.2%という結果になりました。実際の口コミは下記。

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