マヤ文明後期、エリート女性戦士が存在した可能性 (1/4ページ)

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マヤ文明後期、エリート女性戦士が存在した可能性
マヤ文明後期、エリート女性戦士が存在した可能性

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 マヤ文明時代の遺跡に残された3人の遺骨を分析したところ、肩に矢が突き刺さった上流階級の女性のものが含まれていた。

 その骨の強度を分析したところ、男性に負けないくらい弓の扱いに長けていただろうことが明らかになり、女性戦士である可能性が高いという。

 マヤ文明では上流階級の女性も戦争で戦っていたという仮説があるが、今回の発見はその裏付けになるかもしれないという。

・マヤ文明後期の戦争に関する調査のため遺骨を分析
 1000年から1524年にかけての後古典期と呼ばれる時代、マヤ文明では戦争が増加したと考えられている。

 だがこの時期の戦争についてはあまりよくわかっていない。例えば、戦争では誰が、どのように戦ったのか?などだ。

 オーストラリア国立大学をはじめとする研究チームは、こうした謎に迫るべく、当時のマヤ文明の政治中枢だった「マヤパン」の遺跡で発掘された3体の遺骨を分析した。

 それは骨の生物力学的特性を分析するというやり方だ。
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