「安くてうまいたこ焼きは師弟の絆の証!」大平我路「師匠のたこ焼き屋を受け継いだ芸人の巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (1/2ページ)
関西に生息するアヤシくてオモロい人たちに、大阪出身・京都在住の人気ライター・吉村智樹が直撃インタビュー!
■大阪で評判のたこ焼き屋店主はレジェンド芸人の最後の弟子!
大阪ミナミの相合橋筋に「安くて、めっちゃうまい!」と評判のたこ焼き屋がある。それが「蛸焼依屋文左衛門」。
たっぷりと玉子を使った生地はリッチな味わい。「柚子こしょう」「梅ダレ」など変わり種メニューも豊富。それでいて全種類とも6個でたったの300円(税込)。目の前が道頓堀という超一等地で、この低価格は奇跡と言って大げさではない。
「独自にブレンドした粉を特注しています。粉にしっかり味があるから冷めてもおいしいですよ」
そう語るのは店主の大平我路さん(44)。彼は実はピン芸人。2012年2月9日に55歳の若さで急逝した太平シローの最後の弟子なのだ。そのため店内の壁には漫才ブームで一世を風靡した太平サブロー・シローの写真や生前の貴重な資料が多数掲げられている。まるでシロー・ミュージアム。
「師匠が『笑っていいとも!』に出演した際の台本など遺品を数多く保管しています。“見たい”という方がいらっしゃれば、お見せすることも可能です」
太平シロー氏は生前、ミナミに4軒の店を構える実業家でもあった。言わば、このたこ焼き屋は亡きシロー氏の形見。芸だけではなく店まで継承した弟子は珍しい。
大学時代から「就職活動のつもりで」吉本興業の養成所に通っていた彼。