新型コロナの抗体保有量を調査 西高東低の傾向が判明! 予期せぬ感染リスクを見える化する抗体保有検査 接種の効果を測定して感染リスクに応じた感染予防をする (3/7ページ)
しかし、ワクチン接種者の多くが抗体保有者になっているにもかかわらず、新たなBA.5株が出現し、第8波が到来したことから、我が国では、その変異株に対する免疫(抗体)を作るための新しいワクチンを導入したという経緯があります。
そこで、当社では、オミクロン対応ワクチンが一般導入された2022年9月以降、オミクロン変異株に対する抗体保有の現状をスパイクタンパク質断片(受容体結合領域[※2])に結合する抗体を変異株毎に測定し、オミクロン対応ワクチンの有効性(抗体の有無)や効果(抗体量)を調査することにいたしました。
また、政府方針により、オミクロン株対応ワクチンは、過去の接種歴に関係なく、1人1回と決められていることも踏まえて、ご自身の抗体量を調べている方に、ワクチン接種時期のタイミングを計る材料として、有用な情報を提供して参ります。
【4回目ワクチン接種者の抗体価の推移調査】
本調査の一方で、ワクチン接種後の個人にフォーカスを当ててみると、ワクチン接種後に高い抗体量であったとしても、抗体が減少することが知られています。第108回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の報告(会議資料をもとに下図を作成)では、4回目接種後の中和抗体価(RBD)は、接種3か月後までほぼ横ばいで、その後に減衰し、5-6月で約1/4の抗体量(抗体価)となることが明らかにされています。目安として、接種後約4ヶ月が経過した際には、警戒が必要になってくることが想定されました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTY0OSMzMTI4OTIjNzk2NDlfZEhHVVBRR0pwUy5wbmc.png ]
ただ、ワクチン接種によって作られる抗体の種類と抗体量(抗体価)は、人によって異なります。個人が感染するリスクを知るためには、現在、流行している変異株(BA.5)に対する抗体量を把握することが重要となります。