新型コロナの抗体保有量を調査 西高東低の傾向が判明! 予期せぬ感染リスクを見える化する抗体保有検査 接種の効果を測定して感染リスクに応じた感染予防をする (4/7ページ)
その抗体保有量により、起こりうるリスクの程度を効果的に理解することができ、そのリスクを把握することで、ワクチン接種を含めた適切な感染予防策を講じることができるのです。
今年5月には政府方針で新型コロナウイルスによる感染症は「2種相当」から「5種」に移行されることになっています。感染対策が個人の責任に移行していく中、この抗体保有量による感染リスクの可視化により、より適切に感染予防が進むことが期待されます。
【まとめ】
累積感染者数の地域的な違いについては、社会的・行動的要因、医療サービスの要因、異なる亜種が流行していた可能性など、様々な理由が考えられます。ただ、それらは、あくまでも要因に過ぎないので、正確な原因を究明するためには、さらなる調査と分析が必要でしょう。
ここで大切なことは、ワクチンを接種した後でも、ご自身が感染予防対策を怠らないことです。
その為には、定期的に抗体量(抗体価)をチェックして、自らの感染リスクを確認し、その指標に応じたバランスの良い感染予防対策を行うことなど、感染リスクを見える化する様な取組みをさらに促進させていく必要があると思います。
オミクロン株に対する抗体を調べ、その結果をもとに医師と相談しながら最適な感染予防策を検討し、ご自分はもちろん、ご家族など大切な方々との暮らしに安心感を持っていただけたらと考えております。
なお、オミクロン株対応ワクチンを1度接種した人が追加接種できない問題について、メディアの報道を見ますと、2023年4月以降の追加接種に関し、政府内での協議が始まっております。今後、抗体数が減り、不安を抱える方が確実に増えて参りますので、それに伴い、追加接種の解禁が期待されます。
【本調査の留意点】
今回の調査では、有料で検査にご協力いただいたこともあり、新型コロナウイルス感染症対策に高い関心をお持ちの方が調査に参加されたという「選択バイアス」の存在がございます。このバイアスが、本調査の結果に影響を与えた可能性はあります。
【オミクロン株 2022年変異の推移】
東京都によりますと、現時点で、新型コロナウイルスの感染では、BA.5株が依然として最も多い様です。