岡倉天心「茶の本」に学ぶ戦争と平和、日本人の誇り【後編】 (1/2ページ)

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岡倉天心「茶の本」に学ぶ戦争と平和、日本人の誇り【後編】

Japaaan読者の皆さんこんにちは。ライターの小山桜子です。ロシアウクライナ戦争によって世界情勢が不安定な昨今。

自国の文化に自信を持って世界と関わっていくために、前回に引き続き、今回は明治の美術教育者兼活動家の岡倉天心の「茶の本」をご紹介します。

前回の記事

岡倉天心「茶の本」に学ぶ戦争と平和、日本人の誇り【前編】

かつて日本は「野蛮」と言われた

さて、現代では“tea ceremony”(ティーセレモニー)として世界中に愛される茶道(茶の湯)ですが、天心の「茶の本」によるとかつてはそうではなかったようです。

彼の激情のこもった茶の本 本文(青空文庫「茶の本」岡倉覚三/村岡博訳)を以下に引用します。

「一般の西洋人は、茶の湯を見て、東洋の珍奇、稚気をなしている千百の奇癖のまたの例に過ぎないと思って、袖の下で笑っているであろう。西洋人は、日本が平和な文芸にふけっていた間は、野蛮国と見なしていたものである。」

つまりかつて日本が茶の湯などの日本文化を育んでいた間には、西欧諸国から野蛮国と呼ばれていたというのです。

生きる術を説く

続きを見てみましょう。

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